歯と臓器と経絡の関係

2023.08.21

コラム

歯と経絡には、つながりがあります

東洋医学では、歯は経絡の末端であると考えられており、経絡は、全身を巡るエネルギーの通り道のことで、歯の周辺にも経絡が走っています。

実際に歯科医師として働いてみて、歯を抜いたり、メスで切ったり手術する、西洋医学的な治療では根本的な解決につながらない症状に直面し、食いしばりや歯ぎしりに対し、口内の刺激が全身疾患の原因である「東洋医学」を取り入れた治療を学び始めました。

東洋医学は、身体全体のバランスを整えることで、病気や症状を治すことを目的としています。そのため、東洋医学的な治療では、鍼灸やツボ押しなどの治療法が用いられることが多いです。東洋医学的な治療では、西洋医学的な治療では治せない症状も改善できる可能性があり、副作用も少ないのが特徴です。

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歯に異常があると、その経絡に関連する臓器や部位に影響が出るとされています。

歯の噛み合わせが悪いと、経絡の流れが乱れ、また、噛み合わせから、頭痛や肩こり、腰痛などの症状を引き起こす可能性があります。噛み合わせを改善することで、これらの症状を改善することができます。

例えば、下の歯の大臼歯、上の歯の小臼歯は、胃、脾の経絡と関連しています。この猛暑で冷たいものばかり食べて、身体がひえて食欲なく頭痛や食いしばりまでおこしたケースの患者様の治療。

全身不調を改善する『歯と全身治療

普通、食いしばりだと強く噛んでいる歯を調整します。まず、全身治療で胃腸に関係している歯を周波数調整していきました。次に真っ直ぐに姿勢良く歩けるように歯の調整。顎、首、背中、腰、膝、足首まで広がった不調を周波数調整しました。

※歯の周波数調整は、歯の形や位置を調整するだけでなく、歯の周りの筋肉や神経の働きも調整する治療法です。

まず、歯で内臓を調整したところ、顔色がよくなり元気になってお腹すいたーとおっしゃってました。足の指の胃腸の経絡まで痛みとれました。

歯の健康は、全身の健康の源

胃腸の不調は、食欲不振や消化不良、便秘などの症状が現れます。これらの症状は、胃腸の筋肉や神経の働きが弱まっていることが原因です。歯の周波数調整によって、胃腸の筋肉や神経の働きが改善されると、胃腸の不調が改善されると考えられます。

周波数調整によって、胃腸の不調が改善し、姿勢も良くなったとのこと。
歯の健康を維持することは、全身の健康につながると言えるでしょう!

当院の歯から全身治療は、歯の健康を維持するだけでなく、全身の健康を維持することにもつながる、治療法です。
痛い箇所だけでなく、内臓、気の流れ、呼吸、姿勢、歩き方。寝相まで身体のバランス調整します。

病気ではないけど、治らない不調、未病の状態からアプローチしていきます。
全身治療のページをご覧ください。

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【説明欄】
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診療情報

オハナ・デンタルクリニック関内では、歯と全身治療をおこなっております。

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コラムの掲載者の紹介

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この記事は、オハナ・デンタルクリニック関内の院長、宮路 早苗が執筆しています。
【経歴】
・昭和大学歯学部卒業
・東京大学顎口腔外科・歯科矯正歯科にて非常勤講師を務める
・歯科の臨床経験25年以上

2020年9月

国際学術誌誌「Case Reports in Clinical Medicine」論文が認められ、脳歯科認定医となりました。
脳歯科って何?怪しい?関内の歯医者で唯一の脳歯科認定医の想い!