唾液が出ないのは何故?ドライマウスは治るの?

2024.03.07

コラム

口腔乾燥症(ドライマウス)は、
唾液の分泌が低下しておこる症状のこと。

こんな症状はありませんか?

①口の中やのどの渇き ②口の中のネバネバ感、ヒリヒリする ③飲み込みにくい ④う蝕、歯垢の増加、口臭が強い ⑤痛みで摂食障害、会話しづらい ⑥カンジタ症(舌が白い)


当てはまる症状がある方、それは、口腔乾燥症(ドライマウス)かもしれません。

マメ知識 唾液について

唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の三大唾液腺から分泌される無色透明の液体です。1日に約1.5リットル分泌されます!食べ物を消化したり、洗い流したり、抗菌作用があって口の中の菌を減らしてくれる効果があります。

唾液の種類

  • 漿液性唾液:サラサラしていて、水分、イオン、ミネラル、消化酵素を含む。消化を助ける。
  • 粘液性唾液:粘々していて、口腔内を保護し、食物を飲み込みやすくする。

口が渇く、その原因

口渇の原因は様々ですが、主に唾液分泌量の減少が関わっています。上記の通り、唾液は食べ物を消化したり、洗い流したり、抗菌作用で口の中の菌を減らすなど、様々な役割を担っています。

その原因は…

  • 薬物の副作用: 特定の薬物は唾液の分泌を減少させることがあります。抗うつ薬や抗ヒスタミン薬などが該当します。抗うつ剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤など
  • 自律神経のバランス崩れる: ストレス、疲労、睡眠不足などで、脳が疲労し自律神経が正常に機能しないと、唾液の分泌も影響を受ける。
  • 唾液腺の損傷:けがや手術で、 唾液腺に損傷がある場合、唾液の量が不足する可能性がある。
  • 口腔乾燥症候群(シェーグレン症候群): 自己免疫疾患で、免疫系の異常で唾液の分泌が不足。
  • ストレス: 副交感神経が刺激され、唾液分泌減る。
  • 加齢、糖尿病: 唾液腺の機能低下
  • 口呼吸 口の周りの筋肉のちからがない、鼻づまり
  • 口腔内の問題:口内炎や歯周病などがあると、唾液の分泌が影響を受ける。
  • 食生活 食事の時に噛む回数が少なくすぐに飲み込んでしまう方。噛む力や回数少なく、筋肉や脳への刺激が伝わらないため、唾液の出る量が減る。やわらかいものばかり食べる方

などが原因で口渇が起こることもあります。

それぞれの原因に対する治療

顎がズレてかみ合わせが悪い場合


全身治療のページの歯から身体全体の痛みや歪みを治していく必要。

ストレス、痛みなどの身体全体の不調はまずは脳が反応します。歯から脳、腸、メンタル、顎から骨格のズレを治し、口輪筋の筋力トレーニングなど口呼吸を治す治療を当院では行います。お気軽にお問い合わせください。

効果的な治療、全身治療オーラルウェーブ >>


糖尿病、高血圧などの薬が原因の場合

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、体内の活性酸素が増えることによって引き起こります。

当院の水素の出る量が最強の水素吸引器で活性酸素を減らし体質を改善する治療をしていきます。結果としてドライマウスの改善にも効果が期待できます。

水素吸引器を導入>>


生活環境が原因の場合

定期的に部屋の掃除をしたり、窓を開けて換気をするなど、ハウスダストやダニなどアレルギーの原因かもしれません。

当院では手を2分のせるだけで、何にアレルギーがあるかどんな栄養が足りないか…

どの臓器が弱っているか40種類270項目を調べることができます。周波数治療や食事指導も行います。無痛、無侵襲、」被ばくゼロ!お気軽にお問い合わせください。

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ご予約について

当院はお電話のみのご予約となります。
ご予約優先ですのでお早めにご予約ください。

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当院を受診した患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得、活用して診療行います。

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お知らせにて、たくさんの治療例を紹介しています!※こちらは、スポーツへの影響の症例動画になります。

診療情報

オハナ・デンタルクリニック関内では、脳歯科認定医による歯から身体のすみまで健康にする治療をおこなっております。

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コラムの掲載者の紹介

この記事は、オハナ・デンタルクリニック関内の院長、宮路 早苗が執筆しています。
【経歴】
・昭和大学歯学部卒業
・東京大学顎口腔外科・歯科矯正歯科にて非常勤講師を務める
・歯科の臨床経験25年以上

歯科医師なのに全身治療を始めたきっかけは…
自身が坐骨神経痛で右足がしびれ、頚椎ヘルニアで首の激痛苦しんだ経験があったからです。整形外科や整体・マッサージでは治らず、歯科医院で治療したところ、完治しました。その経験から、歯科治療だけでなく、「全身のバランスを整えることで、多くの患者様の痛みや不調を改善できるのではないか」と考えるようになりました。

2020年9月

国際学術誌誌「Case Reports in Clinical Medicine」論文が認められ、脳歯科認定医となりました。
脳歯科って何?怪しい?関内の歯医者で唯一の脳歯科認定医の想い!