冷え症、冷え性や低体温の患者様向けに温熱器を取り入れた院長の想い
2024.02.28
最近、まだまだ寒い日が続きますね…。身体が冷えると、さまざまな不調を引き起こします。例えば、体温が1℃下がると、免疫力は30%低下すると言われているのは有名ですよね!
その他、血行不良・むくみ・肩こり・腰痛・月経痛・便秘・下痢・不眠・肌荒れ・肥満・免疫力低下 など
これら全て、身体の冷えが原因でも起こりうる症状なんです!冷えは万病の元と言われるほど、さまざまな健康リスクを高めます。
皆さんは、そんな身体の冷えが起こる原因をご存知ですか?
身体の冷えが起こる原因
1)体内での熱の産生不足
体は常に36~37℃程度の一定の温度を維持しようとします。
しかし、外部からの強い寒さや、体内の熱産生不足などの原因で、体温が低下することがあります。
熱産生不足による冷えの原因
□ ダイエット:食べ物の摂取不足が原因。冷えを訴える若い女性に痩せ型が多い
□胃腸機能が悪い:食べ物を消化吸収して熱が産生できない
□ 運動不足:エネルギーの約6割は筋肉が作り出しているため
□ 加齢:年齢とともに筋肉量や代謝が低下するため、熱産生能力も低下
□ ホルモンバランスの変化:女性は、月経周期や更年期によるホルモンバランスの変化によって、体温調節機能が影響を受ける
□ 病気:甲状腺機能低下症などの病気は、体温調節機能に影響を与える
日頃から冷え対策を意識する必要があります。
2)血流障害による冷え
血流障害とは、血液がスムーズに流れなくなる状態です。血液は体温を調整するため全身に行き渡らないと、手足などの末端部分が冷えてしまいます。
また、血管が収縮することで血液の通り道が狭くなり、血流が制限されます。
寒い環境下での血流変化
寒い環境下では身体が血液を重要な臓器に集中的して流れるようにするため、末端部分への血液供 給が減少し、手や足が冷えることがあります。
貧血・高粘度の血液による末梢循環障害・動脈硬化・交感神経の過緊張・心機能低下・低血圧 などが原因
冷え症と冷え性の違い
冷え症と冷え性は、どちらも体の冷えを指す言葉ですが、厳密には区別があります。
冷え症・・検査で異常が認められる状態であり、何らかの疾患が原因
冷え性・・検査で異常がなく、病気を原因としない体質。
●冷え症とは
手や足先が冷えやすく、寒さに弱い状態のことで、多くの方が経験する症状です。
体温は基本的には正常なので、脳や臓器など深部体温が35℃以下になるほどの低体温ではありません。腰・下半身などが冷えてつらい、冷房を嫌うなどの症状があります。
・原因:血行不良、自律神経の乱れ、ストレス、女性ホルモンバランスの変化
・症状:手足の冷え、寒がり、冷たい環境に弱い
・病気:
(冷えが原因の病気) 貧血、心臓疾患、甲状腺機能低下症、膠原病
(冷えで悪化する病気)アレルギー、喘息、月経不順、膀胱炎、リウマチ
(冷えと関連する症状)頭痛、月経痛、腹痛、肩こり、腰痛、関節痛、便秘、下痢、不眠、めまい、意欲低下、不安・抑うつ症状など
冷えは、体の不調のサインです。
体の声を聞き、早めに対策することが大切です!
●低体温とは
冬の寒さが厳しくなるこの時期、特に低体温症のリスクが高まります。低体温症とは、脳や臓器など深部体温が35℃以下に低下した状態を指します。
この状態が長引くと、命に関わることがあります。
原因:外部の寒冷刺激、薬物中毒、甲状腺機能低下症、副腎不全、感染症、敗血症、栄養不足、鉄欠乏性貧血
症状::寒気、震え、意識の混濁、昏睡などが見られる。極端な低体温症では死亡のリスクが高まる。
低体温や冷え症の方が日常生活で気を付ける事
1、規則正しい生活習慣
睡眠と食事のリズムを整え、自律神経のバランスを保つ
2、十分に水分を摂る
水分が不足すると体温調整できなくなる
3、お酒、たばこ控える
血行を悪化させてしまう
4、栄養バランスの良い食事
鉄やビタミン不足は冷え症の原因。野菜、果物、魚肉類をバランスよく摂る。
5、温かい食事
温かい食べ物が体を温めやすいので、温かいスープや温野菜を取り入れる。生姜や唐辛子は、 血行促進や体温上昇の助けになる
6、運動と筋力トレーニング
足の筋肉を鍛えて血行を促進し、体温を維持する。
7、服装
首の後ろを温たかくすると、全身に血流が巡り、手足の冷えや肩こりに有効
8、ストレス管理
ストレスが冷え症の原因。リラックス法や趣味など楽しむ時間をつくる
おすすめ治療法
ここまでの内容をまとめると、冬の寒さが厳しいこの時期、冷えは万病の元と言われています。
手足の冷えは、血流が悪くなるだけでなく、肩こりや腰痛、免疫力低下など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
そこで今回は、温熱器を使った冷え対策について、詳しく解説します。温熱器治療は、体の芯から温めることで、次のような効果が期待できます。
マイクロ波温熱治療器
血行促進・筋肉の緊張緩和・免疫力向上・質の高い睡眠…などなど
実際に温熱器治療を受けられた方からは、
「基礎体温が上がり、風邪をひきにくくなった。」「肩こりや腰痛が改善された。」「冷え性やむくみが改善された。」などの喜びの声を耳にします。
また、当院の患者様で定期的に温熱器治療受けている方。
肩こり、腰痛も減ってきたことに加え、基礎体温が35度台が半年で36.5度にまであがり、ウィルス感染にかかりにくくなったとのお声がたくさんあります。寒さで末端の手足に血液いかないと冷えだけでなく、全身の万病の元になります。
最新の治療器なので、今までのより一カ所10分で身体の細胞の深部まで温まります。
実は、私自身が冷え症で手足が冷えておりますが、温熱器で朝早くから細かい治療ができます。
ここ10年以上いろんな温熱器を試しましたが、短時間でここまで効果があるものは初めてです!
このコラムを参考に、自分に合った冷え対策をしっかり行いましょう。ぜひお試しください。
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当院はお電話のみのご予約となります。
ご予約優先ですのでお早めにご予約ください。
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しております。
当院を受診した患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得、活用して診療行います。
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お知らせにて、たくさんの治療例を紹介しています!※こちらは、スポーツへの影響の症例動画になります。
診療情報
オハナ・デンタルクリニック関内では、脳歯科認定医による歯から身体のすみまで健康にする治療をおこなっております。
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コラムの掲載者の紹介
この記事は、オハナ・デンタルクリニック関内の院長、宮路 早苗が執筆しています。
【経歴】
・昭和大学歯学部卒業
・東京大学顎口腔外科・歯科矯正歯科にて非常勤講師を務める
・歯科の臨床経験25年以上
歯科医師なのに全身治療を始めたきっかけは…
自身が坐骨神経痛で右足がしびれ、頚椎ヘルニアで首の激痛苦しんだ経験があったからです。整形外科や整体・マッサージでは治らず、歯科医院で治療したところ、完治しました。その経験から、歯科治療だけでなく、「全身のバランスを整えることで、多くの患者様の痛みや不調を改善できるのではないか」と考えるようになりました。
2020年9月
国際学術誌誌「Case Reports in Clinical Medicine」論文が認められ、脳歯科認定医となりました。
脳歯科って何?怪しい?関内の歯医者で唯一の脳歯科認定医の想い!