歯から脳、臓器、全身の痛みや不調の治療(全身治療)を取り入れた院長の想い

2023.10.30

コラム

歯医者なのに
なぜ、全身の治療?

ご来院されたお客様から、こんなご質問をいただきます。普通に生活していると、歯医者と全身の治療は、なかなか結びつかないですよね!今回のコラムでは、『全身治療』を取り入れた私の『想い』についてご紹介します。

導入の背景

研修医時代、東京大学の口腔外科で口腔癌の治療に携わり、すさまじい現場をたくさん見てきた。癌細胞だけではなく、いい細胞まで死滅させてしまう抗がん剤治療

※口腔癌とは、口腔内の粘膜や舌などの組織にできる癌です。喫煙、飲酒、紫外線、歯周病などが原因で起こります。口の中の痛みや腫れ、歯肉の腫れや出血などの症状が現れたら、早めに受診しましょう。

医療は、これでいいのだろうか…

と、ずっと疑問を抱いていました。

その後、歯科治療の臨床経験を積み重ね、研究するなかで手術や強い薬を使う西洋医学だけでなく東洋医学、量子医学も取り入れ未病のうちに調整する方法に辿り着いたのです。

現代の歯科治療において歯の治療だけでなく、全身の健康までよくする治療を目指したいという気持ちが強くなりました。どんなにいい被せ物を装着してもかけたり、外れたりするケースが同じ患者様におこる。

食いしばり、歯ぎしりは、『悪い刺激を受けた脳からの信号』もあると注目しました。

歯から脳・内臓・全身の痛みを良くする(全身治療)とは

痛みは脳から始まる

身体には、皮膚、筋肉、内臓などに痛みを感じるセンサーがあります。

そのセンサーに痛み刺激があると痛みの信号が脊髄を通ってに伝達されます。脳で痛みの知覚が生じ、感情と結びついて経験と記憶に影響与える。

脳は痛みに反応して防御反応や痛み対策を考え出す。

脳を整えて痛みを抑える

痛みは、脳で処理されます。そのため、脳の機能を良くすることで、痛みの感じ方を抑えることができます。つまり、痛みに対してまずは脳の機能を良くして、内臓、メンタルまで治療していくと、痛みが大分減ることが分かってきました!

西洋医学で足りない所は、東洋医学、量子医学全て取り入れて、周波数を全身に巡らせて痛みや全身の不調を取ることで健康で歯の寿命を延ばしたいと研究かさねて、治療効果が上がってきました。

なるべく削らない、脳、身体、心に負担ない副作用ない治療を進めております。

治療中に、痛みや不快感が軽減されたり、リラックスできるようになったことで、気持ちよくて眠ってしまう患者様も増えております。

何より痛みから解放され笑顔になって帰られる姿を見る事に生き甲斐すら感じている昨今です。詳しい内容は、全身治療のページをご覧ください。

利点

  • 歯の寿命を延ばす: 顎のズレが減り、理想の噛み合わせに近づく事で歯ぎしりや食いしばりが減ります
  • 身体に合った被せ物の材質: 患者の体調に合わせた治療プランを立てるのに役立つ情報を提供します。
  • 姿勢や呼吸の改善: 身体の痛み、歪みがとれて呼吸深くなり、血液循環も良くなります。

歯の寿命を延ばし、身体に合った被せ物の材質を使用し、姿勢や呼吸の改善することで、患者様の健康と生活の質の向上に!

患者へのメリット

  • 健康予防: 患者は早い段階で健康問題に気付くことができ、予防措置を講じることができます。
  • カスタマイズされた治療: それぞれの患者様に合った治療プランにより、患者の健康を最適化します。
  • ストレス軽減: 非侵襲的な周波数治療で患者のストレスを軽減し、治療の質を向上させます。

患者様のストレスを軽減し、心身ともに健康な生活。また、病気や不調を未然に防ぎ、健康寿命を延ばすことができます。

結論

歯科治療の新たなアプローチ

現代のストレス社会もあり、昔より歯ぎしり、食いしばりにより顎関節症をはじめ、全身の不調を訴える方が増加傾向にあります。

歯ぎしりや食いしばりは、歯を磨耗させるだけでなく、顎関節や筋肉にも負担をかけ、頭痛や肩こりなどの全身の不調を引き起こす原因となります。

今までの虫歯、歯周病治療にくわえて”力”のコントロールが必要になってきてます。

マウスピースは根本的な治療にはならない?

マウスピースで改善できる、と考えられている方もいますが、根本的な治療にはなりません。マウスピースは治療でなく、『ガードしている』だけです。

マウスピースを使用することで、歯へのダメージを軽減することはできますが、原因を解消しない限り、歯ぎしりや食いしばりが再発する可能性があります。マウスピースしないで、食いしばりや歯ぎしりしないように歯から脳・内臓・メンタルを整え身体の痛みや歪みを取ることで、歯と身体の寿命を延ばす事ができます。

根本改善で全身の健康を守る

歯ぎしりや食いしばりの原因を解消し、根本的な改善を目指すことで、患者の健康状態を正確に把握し、早期の健康問題や病気の兆候を捉えるために非常に効果的です。

これにより、患者の歯科治療を通じて他の健康問題を早期に発見し、治療の成功率を向上させます。

また当院では、患者ごとの体調を評価し、カスタマイズされた治療プランを策定するのに活用しています。一般的なアプローチではなく、患者の状態に合わせた効果的な治療を提供します。

つまり、患者の個別の健康状態を正確に把握することにより、不要な歯科治療を回避できます。これは患者の時間と費用の節約につながり、治療のストレスを軽減します。

歯科治療で全身を診る、予防医療の新たなアプローチ

患者は早い段階で健康問題に気付き、予防措置を知ることができます。予防医療は将来の健康費用を削減し、患者の総合的な健康を向上させます。

西洋医学、東洋医学、量子医学全て取り入れ、一人でも多くの患者様を元気になって頂き、横浜そして日本も元気になってもらいたい一心です。

歯科クリニックの健康診断プロセスを革命的に変え、患者の健康と満足度を向上させると確信しております!

我々の目標は、

予防医療を通じて患者の健康を支援し、最高の歯科治療を提供できる

ことを目指しています!

ご予約について

当院はお電話のみのご予約となります。
ご予約優先ですのでお早めにご予約ください。

TEL   045-651-7117

当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しております。
当院を受診した患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得、活用して診療行います。

治療例はこちら

お知らせにて、たくさんの治療例を紹介しています!※こちらは、スポーツへの影響の症例動画になります。

診療情報

オハナ・デンタルクリニック関内では、脳歯科認定医による歯から身体のすみまで健康にする治療をおこなっております。

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コラムの掲載者の紹介

この記事は、オハナ・デンタルクリニック関内の院長、宮路 早苗が執筆しています。
【経歴】
・昭和大学歯学部卒業
・東京大学顎口腔外科・歯科矯正歯科にて非常勤講師を務める
・歯科の臨床経験25年以上

歯科医師なのに全身治療を始めたきっかけは…
自身が坐骨神経痛で右足がしびれ、頚椎ヘルニアで首の激痛苦しんだ経験があったからです。整形外科や整体・マッサージでは治らず、歯科医院で治療したところ、完治しました。その経験から、歯科治療だけでなく、「全身のバランスを整えることで、多くの患者様の痛みや不調を改善できるのではないか」と考えるようになりました。

2020年9月

国際学術誌誌「Case Reports in Clinical Medicine」論文が認められ、脳歯科認定医となりました。
脳歯科って何?怪しい?関内の歯医者で唯一の脳歯科認定医の想い!