奥歯がなくなると認知症のリスクは2倍に!
2021.08.17
コラム
健康寿命とは、介護なく自立した生活が送れる期間のこと。
それを左右するものとして、ボケや転倒、何より奥歯(大臼歯)の有無が重要です!
大臼歯が1本無くなっただけで、かみ砕く能力が40%も低下してしまいます!!
では、奥歯がなくなるとどうなるか?
①栄養状態が悪くなる
28本中19本以下になるとタンパク質、ミネラル、食物繊維が減り、炭水化物が増え栄養が偏る
②身体のバランスが悪くなり転倒する
奥歯で噛み合う事で、頭と顎の位置が安定し、身体のバランスを保つ事ができる
③認知症のリスク高まる(入れ歯でもいいので奥歯で噛む事が大事)
噛まないと、脳への刺激が少なくなり、脳に必要な栄養素が減ってしまう
④奥歯を失う原因の歯周病が、脳に悪影響
歯周病菌が出す毒素、退治する活性酸素が脳にいき認知症へ。
脳から歯周病菌が発見されています!歯周病菌は血液を固めるので脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まる
⑤肥満になる
奥歯がないと硬い物が噛みづらく、炭水化物を多くとりやすく。
あまり噛まずに飲み込み⇒早食い⇒肥満へ(糖尿病のリスクUP)
⑥誤嚥性肺炎に!
口の中の常在菌は、肺に入ります。健康な状態のときは害はないが、歯を失って栄養が偏り、免疫低下していると肺炎になりやすい
入れ歯、ブリッジ、インプラント等、奥歯で噛めるような治療をお勧めします。
1本なくても大丈夫!と思っているあなた。1本だけでなく、ドミノ式に歯がなくなり、大きな病気につながりますよ。気になった方は、どうぞご相談ください。