睡眠と紫外線の関係

2023.09.07

コラム

歩く距離と速さが同じでも、真夏の炎天下を歩いた時と、春や秋に歩いた時では疲れ具合が違いますよね。
なぜでしょうか。
炎天下では自律神経が体温調整でフル稼働しているため、春や秋よりも疲れてしまいます。

夏は気温だけでなく、紫外線も自律神経に大きな負担をかけます。
日焼けするとだるさを感じるのは、紫外線によって活性酸素が生じるからです。
強い紫外線で活性酸素が大量に発生すると、自律神経が疲弊して、睡眠のリズムや深さをコントロールできなくなります。

特に目の紫外線対策は重要です。
目に紫外線を当てるだけで、露出していない肌も日焼けすると言われています。
目から紫外線が入ると、角膜に活性酸素が発生し、自律神経が戦闘モードになって全身が疲労してしまいます。
マラソン選手がサングラスをかけるのは、太陽の光をカットするためだけではなく、目からの紫外線による疲労を防ぐためです。

紫外線対策をすることが疲労対策となり、不眠対策となります。
日陰や室内でも紫外線の影響を受けるので、普段から1年を通して紫外線対策を万全にしましょう。