むし歯予防のためにキシリトール

2023.11.10

コラム

むし歯はどうしてできるのでしょう?

それは、食べ物を口に入れると、口の中の細菌が砂糖を分解してをつくり口の中が酸性になります。
口の中が酸性になると、歯からカルシウムやリンが溶けて、むし歯になってしまうのです。

口の中では、脱灰(酸が歯を溶かす)と、再石灰化(歯を守る)が同時に行われ、このバランスがとれていれば歯は健康を保つことができます。
しかし、何かの原因で歯を溶かす方が強くなると、歯からカルシウムやリンが溶けて、むし歯がどんどん始まってしまいます。

むし歯にならないよう、再石灰に必要な唾液量の維持、フッ素塗布、キシリトールの摂取に力を入れていきましょう。
キシリトールは虫歯の原因となる酸を作らず、歯垢を落としやすくしたり、甘みが唾液の分泌を促進してくれます。
キシリトール入りのガムをかむことで、さらに唾液が出やすくなり、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。

他の甘味料にはない働きがキシリトールにはあるので、ぜひむし歯予防に役立ててみてください。