気づきにくい睡眠時無呼吸症候群
2022.09.26
コラム
寝ている時に、呼吸が10秒以上停止する状態を睡眠時無呼吸と言います。
そのうちの多くの人がいびきを伴います。
睡眠中に無呼吸が起こり、熟睡できず、日中に強い眠気を感じることが特徴です。
日中、眠ってはいけない状況で眠ってしまうことはありませんか?
映画館や会議、仕事中、運転中、自宅でくつろいでいるとき…
そのままにしていると、高血圧、糖尿病、不整脈、心筋梗塞、脳卒中などを合併する恐れがあります。
眠気のせいで、大きな事故を引き起こしてしまう可能性もあります。
検査は写真にある専門の機器、「ウォッチパッド」を寝る時につけるだけです。
計測時、睡眠中の患者さまの負担が少ないという点で非常に優れた製品で、自宅で簡単に検査ができます。
睡眠時無呼吸症候群の治療としては、マウスピースを装着していただきます。
寝るときに気道を閉鎖しないよう、患者様に合ったマウスピース(ソムノデント)を作ります。
身体への負担が軽く、手軽に行える治療になります。
その他、舌の筋肉をつけたり口呼吸を鼻呼吸にしていく治療もしていきます。
睡眠時無呼吸症候群は、自分では自分では気づきにくく、検査や治療を行っていない方が多い病気です。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。