心が疲れていませんか

一昨年からの新型コロナウイルスの流行により、社会が大きな変化を迫られ、職場や家庭環境が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。

環境が変化する時期に気をつけたいのが「心の健康」です。
特に疲れることをしているわけでもないのに、なんだか気持ちが暗くなる・・・そんなことはありませんか？

今までしていた旅行や友達とのおしゃべりも気軽にできなくなり、今までと同じストレス発散方法や気分転換をすることが難しくなってしまいましたね。
心の疲れは自覚するのが難しいですが、ストレスが溜まってきたなと感じたら、「どんなことで気分がふさいで、何があると気分が晴れるのか」という自分の心の動きを認識することが第一歩となります。
人間には、心の疲れを回復させる力が備わっています。
この力は、日々の暮らしに取り入れて習慣化することで鍛えることもできるのです。
ぜひ、心の回復力を高める習慣を身につけ、軽やかな日々を過ごしてくださいね。

心が疲れていると感じた時、心を回復させる行動習慣をご紹介します。
●毎日決まった時間に起床し、暮らしにリズムを取り入れる
●不安な気分が続くときは、ちょっと立ち止まってひと呼吸する
●気分がふさいできたら、体を動かしてみる
●五感を研ぎ澄ましてリラックスする
●日常から離れて、いつもの自分と距離をとる
●初めてのことにトライする
●他の人との会話で考え方を点検しあう
●1日1回アウトプットする

現代は、情報の多さや社会環境の変化によって誰でも心が疲れてしまう可能性があります。

自分を責めるのではなく、心の回復力を活性化させる習慣・行動を意識的に変えることを、少しずつ実践してみてくださいね。