睡眠は心身の健康を守る、大事な時間です。

2021.12.13

コラム

みなさんは正しい睡眠をとれていますか?
毎日の睡眠不足が借金のように蓄積されていくことを「睡眠負債」といいます。
下のチェック項目に1つでも当てはまったら、睡眠習慣を見直してみましょう。
チェックが多くつくほど要注意です。

▢ 朝すっきり起きられない
▢ 朝食を食べる意欲がない
▢ 朝に排便がない
▢ 休日に寝だめする
▢ 午前中に眠気がある
▢ ベッドに入ったら5分以内に眠れる
▢ ベッドに入ってから30分以上眠れない
▢ 夜中に目が覚め、そこから眠れない
▢ 昼間の活動レベルが低下気味

すぐに眠れる、どこでも眠れると聞くと一見問題なさそうですが、隠れ疲労や疲れすぎが原因かもしれません。
「すぐに眠れる」は睡眠不足や慢性疲労の注意信号です。

睡眠には、夜の過ごし方だけでなく、日中の過ごし方も大きく影響します。
ぐっすり眠るための1日の過ごし方をご紹介します。

~  ~
起床後は真っ先に太陽の光を浴び、心のバランスを保ち、夜の眠りスイッチの予約ボタンを押します。
朝食は起床後1時間以内に食べ、乳製品・卵・大豆製品・肉類・ナッツ・アボカド・バナナなどタンパク質の多い食品を摂りましょう。

~  ~
できるだけ13時までに摂るようにし、野菜や動物性たんぱく質などをバランスよく食べましょう。
昼寝はリフレッシュに最適です。
15時までにとり、30分以上眠らない様にしましょう。

~ 夜 
夕食は寝る時間から逆算して3~4時間前に食べておくのが理想です。
遅くなりそうなら、仕事中におにぎりなどを食べ、帰宅後に味噌汁、温野菜、ヨーグルトなど少量食べる分食がおすすめです。
入浴は就寝の1~1時間半前がベターです。
38~40度のぬるめのお湯で、20分程度、全身浴がポイントです。
就寝1時間前からはパソコンやスマホの使用は禁止し、シルクやオーガニックコットン、麻などの天然素材のパジャマをおすすめします。
寝室の温度は19~27度、湿度は50~60%に調整しましょう。

忙しい毎日を送る方も多いかと思いますが、日中に少しでも時間がとれたら昼寝をしたり、「今日やらなくていいことは先延ばしにしよう」と気楽に構えることも時には必要です。
マッサージに行ったり、好きなアロマオイルを使用したり…自分をいたわり、ストレスをためないように工夫してみましょう。
改善できることから、さっそく今日の睡眠に生かしてみてくださいね。