細菌を増やさないお口のケア方法:関内の歯医者さんが教えます

2020.07.20

コラム

今回は、健康維持には欠かせない口腔ケアの方法についてお伝えしていきます。

正しい口腔ケア

基本は、毎日の「はみがき」が大切です。
食後は口腔内細菌が増殖しやすい環境になるため、毎食後にはみがきをしましょう。
歯の汚れである歯垢は、細菌のかたまりです。
歯垢はバリアを作るため、はみがき粉やマウスウォッシュだけでは除去できず、歯ブラシでしっかり取り除かなければなりません。

歯垢が除去されずに固まってしまうと歯石になり、はみがきだけでは取れなくなるため注意が必要です。

歯石がついてしまった場合や、歯のぐらつき・歯茎の腫れがみられる歯周病(=歯槽膿漏)の場合には、歯科での専門的な口腔ケアや治療が必要になります。
専用の器機で、自身のケアでは取り除くことができない汚れを徹底的に除去し、口の細菌を減らすことを目指します。

また、口腔内細菌と体の免疫力は、絶妙なバランスを保っています。
菌の数が同じでも、体の免疫力が低下すると、細菌が体に悪影響を及ぼすことになるため、病気や治療で免疫力が低下している方にも、歯科での口腔ケアがお勧めです。