歯間ブラシ・フロスのおすすめ

2023.07.05

コラム

歯のブラッシングだけでは、約40%のプラークが歯間に残ります。
歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用することで、80%までプラークの除去率を上げることができます。
むし歯や歯周病を進行させないために、歯みがきと合わせて歯間ケアをしましょう。

歯間ケアには、歯と歯の間に糸状のフロスを差し込み、糸をスライドさせてプラークをかき出す「デンタルフロス」、フロスの糸に持ち手をつけた「フロスピック」、持ち手の先に小さなブラシを付けて歯間の汚れを取る「歯間ブラシ」があります。

歯に隙間がない方は、デンタルフロスがお勧めです。
歯と歯肉の境目に細い糸が入り込み、歯肉溝のプラークも除去できます。
デンタルフロスを指に巻くのが苦手な方や、奥歯がやりづらい方はフロスピック。
T字型、Y字型などがあるので使いやすい形を選んでください。

また、歯に隙間がある方は歯間ブラシを使って、歯ぐきの近いところにブラシを挿入し、前後に動かすことでプラークを取り除きます。
歯間ブラシには様々なサイズがあるので、ご自身の歯の隙間に合ったサイズを選ぶことが大切です。

毎食後、歯間ケアをするのは大変なので、まずは1日1回を習慣づけるようにしてみましょう。
寝る前に歯磨き後の歯間ケアをすると、プラークの除去率が高まり睡眠中の口内細菌の繁殖を抑えられるのでおススメです。