お口の老化を防ぎましょう
2021.03.12
コラム
老化には「生理的老化」と「病的老化」があります。
生理的老化を防ぐことは難しくても、生活習慣にかかわる病的老化は心がけ次第で防ぐことができます。
今日から口の健康を意識した生活に変え、いくつになっても若々しい心身を維持し続けましょう。
1.よくかむ生活
日本人の1日の咀嚼回数は、昭和の初めころと比べて半分以上に減っています。
硬い食材を使用したり、素材の切り方を変えたり、薄味に変えてみたりしましょう。
2.表情豊かに会話する
コロナ禍でおしゃべりも減ってしまっているかもしれません。
ビデオ通話なども利用しながら、コミュニケーションをとりたいですね。
人と話す行為は、脳の広い分野を活性化させます。
3.トレーニング
鏡を見ながら 「イー」と発音する形で口角を引き上げ上前歯を見せ、次に「ウー」の形で口をすぼめるトレーニングをゆっくり5~8回程度繰り返し、1日2回を目安に行いましょう。
口の筋肉を鍛え、唾液分泌を促進させます。
4.ときめく
ときめきや憧れ、感動、人を好きになる感情は副交感神経を優位にさせ、唾液分泌を促すことで口の健康につながります。
自分で感激するような場をつくるようにしましょう。
5.歌う
話すことと同様に、歌う行為は口の機能アップに有効です。
メロディや節回しを覚えることも脳の記憶・学習能力の活性化につながります。
6.丁寧に磨く
しっかり歯磨きをしていれば、5分以上はかかります。
力を入れすぎず、歯を1本1本丁寧にブラッシングしましょう。
歯ブラシは2~3週間に1本くらいの頻度で交換しましょう。
7.プロに任せる
どんなに丁寧に磨いても、一度ついた歯石を自分でとることはできません。
半年に1回を目安に定期的に受診する習慣をつけましょう。