夏にも注意!知らないうちに悪化する顎関節症

2025.08.16

コラム

夏になると、体の疲れやストレスによって増えてくる「あるお口のトラブル」があります。
それが顎関節症(がくかんせつしょう)です。
「口が開けづらい」「顎がカクカク音がする」「口を開けると痛い」……そんな症状、思い当たりませんか?
実はこの時期、知らず知らずのうちに顎関節に負担がかかっている人が増えているのです。

◆ 顎関節症ってなに?
顎関節症とは、あごの関節やその周囲の筋肉に異常が起こり、
・顎の痛み
・口が開けにくい
・顎を動かすと音がする
といった症状が現れる状態です。
放置してしまうと、食事や会話にも支障が出ることがあります。

◆ なぜ夏に増えるの?
①寝苦しさによる「食いしばり」
暑さやエアコンの影響で眠りが浅くなると、無意識の食いしばりが起こりやすくなります。
寝ている間に顎の筋肉を酷使することで、朝起きたときに顎の疲労や違和感を覚える方が多いです。
②ストレスの増加
暑さや体力の消耗、スケジュールの乱れなどで、ストレスが増えやすいのも夏の特徴。
ストレスは食いしばり・歯ぎしりの原因となり、顎関節に負担をかけます
③冷たいものの摂りすぎによる筋肉のこわばり
冷たい飲み物やアイスなどの摂りすぎで体が冷えると、顎の筋肉がこわばることもあります。
筋肉の柔軟性が失われると、顎関節に違和感を覚える原因となります。

◆ こんな症状は注意!
朝起きた時に顎やこめかみに違和感がある
大きく口を開けると痛い・音が鳴る
食事中に顎が疲れる・噛みにくい
口が以前より開きにくくなった
当てはまる方は、顎関節症の初期症状かもしれません。

◆ 自分でできる予防・セルフケア
長時間のスマホ・うつむき姿勢を避ける(顎に負担がかかります)
ガムや硬い食べ物を控える(顎の酷使を避けましょう)
リラックスを心がけ、ストレスをため込まない
就寝中の歯ぎしりが気になる方はマウスピースも効果的

顎関節症は放置すると慢性化し、日常生活にも影響を与えます。
軽い症状でも、早めに歯科医院で相談することで、悪化を防ぐことができます。
夏の疲れがたまりやすい今こそ、自分の顎やお口の状態に目を向けてみましょう。
気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
健康な笑顔で夏を楽しみましょう!