〜体への優しさを第一に考えた、メタルフリーへのステップ〜

ご自身のお口の中を鏡で見たとき、古い「銀色の詰め物」が入っていませんか? 実はその正体、「歯科用アマルガム」という材料かもしれません。

アマルガムは、かつて虫歯治療の主流として長年使われてきた材料ですが、近年ではその成分に含まれる水銀が健康に与える影響が世界的に議論され、使用を控える国が増えています。

オハナデンタルクリニック関内では、水銀を含む歯科材料「アマルガム」を、患者さんの健康を守るための厳格な安全基準に基づいて除去し、体に優しい素材への置き換えを行っています。

アマルガムとは何か?

【結論】アマルガムは、成分の約半分が「水銀」でできた金属材料です。

かつては「安価で、加工しやすく、長持ちする」という利点から、保険診療の現場で広く使われていました。しかし、環境保護や人体への影響を考慮し、現在は多くの歯科医院で使用されなくなっています。

■ 主な成分構成

  • 水銀:約50%
  • 銀:約22〜32%
  • スズ:約14%
  • 銅:約8%
  • 亜鉛:少量

なぜ、今になって問題視されているの?

【結論】詰め物の表面から、微量の「水銀蒸気」が放出されるリスクがあるからです。

アマルガムは一度固まれば安定していると思われがちですが、実は「経年劣化」に弱いという特徴があります。

補足:曝露(ばくろ)量について
1日の平均的な曝露量は約1〜5μg(マイクログラム)と言われています。直ちに急性中毒を起こす量ではありませんが、数十年にわたって蓄積されることによる影響には個人差があり、注意が必要です。

水銀が体に与える可能性のある影響

【結論】水銀は「神経」や「腎臓」に蓄積しやすい性質を持っています。

水銀は体に不要な「重金属」の一つです。長期間、微量ずつ取り込み続けることで、以下のような不調に関わっている可能性が指摘されています。

神経症状: 頭痛、めまい、不眠、イライラ、集中力や記憶力の低下、手の震えなど。

腎臓への負担: 水銀は血液を通じて腎臓に運ばれ、蓄積しやすいことが分かっています。

アレルギー反応: 金属アレルギーの原因となり、皮膚の痒みや炎症(掌蹠膿疱症など)を引き起こすケースもあります。

アマルガムはすぐに取り除いた方がいい?

【結論】気になる場合は相談が必要ですが、「安易な除去」は禁物です。

「体に悪いなら今すぐ取ってほしい」と思われるかもしれませんが、実は取り除く瞬間が、最も水銀蒸気が発生しやすいタイミングでもあります。

特別な設備や対策がない状態で削ってしまうと、削りカスや蒸気を患者さんが大量に吸い込んでしまい、かえって曝露量を増やしてしまうリスクがあるのです。
そのため、専門的な設備を備えた医院で、安全な手順を踏んで除去することが極めて重要です。

オハナデンタルクリニック関内での取り組み

当院では、患者さんの安全を第一に考え、アマルガムを安全に取り除くための「プロトコル(手順)」を遵守しています。

ラバーダム防湿: お口にゴムのシートを張り、削りカスが喉に流れるのを防ぎます。

強力な吸引(口腔外バキューム): 削る際に発生する微細な粉塵や蒸気を、瞬時に吸い取ります。

注水下での除去: 摩擦熱による水銀の気化を抑えるため、常に冷却しながら慎重に作業します。

体に優しい材料への置き換え: 除去後は、セラミックやダイレクトボンディングなど、メタルフリーで体との親和性が高い材料をご提案します。

料金

アマルガム除去(1本)38,500円(税込)
別途、新しい被せ物の代金がかかります

院長からのメッセージ

もし、お口の中に銀色の詰め物があり、

  • 原因不明の体調不良(頭痛や倦怠感)が続いている
  • 金属アレルギーがある、または不安がある
  • 将来の健康のために、有害なリスクを減らしておきたい

という方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは、単に「詰め物を新しくする」だけでなく、あなたのこれからの健康を守るための最善の方法を一緒に考えていきます。

ご予約について

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