歯・顎関節・全身は、ひとつのチームです。なぜ当院は歯だけを診ないのか

2026.08.07

コラム

「肩こりだから整形外科へ。」「腰痛だから整体へ。」「歯が痛いから歯医者へ。」
私たちは、不調がある場所ごとに病院を選びます。本当に体はそれぞれが別々に働いているのでしょうか。当院では、歯・脳・内臓・顎関節など全身は、お互いに支え合うひとつのチームだと考えています。患者さんの全身を考えながら歯の診療を行っています。

私たちの体は「ひとつのチーム」でできています!
私たちの体は約37兆個の細胞からできています。骨、筋肉、関節、内臓、皮膚、そして脳。
どれも独立して働いているわけではありません。それぞれが役割を果たし、お互いに助け合うことで健康が保たれています。
例えば、サッカーではフォワードだけが頑張っても試合には勝てません。ディフェンダーやミッドフィールダー、ゴールキーパーが連携して初めてチームとして力を発揮します。
私たちの体も同じです。歯だけを治療しても、顎関節や噛む筋肉に大きな負担が残っていれば、本来の働きを十分に発揮できないことがあります。当院では、「歯だけ」ではなく、「全身のつながり」を大切に日々診療しています。

骨は一生、生まれ変わっています!
「骨は年齢を重ねると変わらない。」そう思われる方が多いかもしれません。しかし実際には、骨は一生、新しく生まれ変わっています。古くなった骨を壊し、新しい骨を作る。これを「骨のリモデリング」といいます。
家も長く住むためには、傷んだ屋根や壁を少しずつ修理します。骨も同じように、毎日少しずつ修復されながら丈夫さを保っています。つまり、体や顔の骨は一生働き続ける、生きた組織なのです。

骨芽細胞は「使うこと」で元気になります!
骨を作る細胞つまり骨芽細胞は、
歩くこと。
階段を上ること。
運動すること。
そして、しっかり噛むこと。
こうした自然な刺激を受けることで働きやすくなることが知られています。反対に、体を動かさない生活が続くと、骨は少しずつ弱くなってしまいます。つまり、体も歯も「使うこと」が骨の健康を守る第一歩なのです。

顔の骨も年齢とともに変化します!
年齢を重ねると、
ほうれい線や頬のたるみが気になってくる方が増えます。その原因は皮膚だけではありません。
実は、顔の土台となる骨も少しずつ変化していくことが分かっています。
例えば、クッションの中身が減ると外側の布が余るように、顔も骨が変化すると、その上にある筋肉や皮膚を支えにくくなります。だからこそ、顎の骨や口の機能を維持することは、とても大切なのです。

よく噛むことは毎日の健康習慣です!
噛むことは、食べ物を細かくするだけではありません。顎の骨を使い、噛む筋肉を働かせ、
口の機能を維持する毎日のトレーニングでもあります。
現代人は昔と比べて噛む回数が大きく減ったといわれています。
だからこそ、しっかり噛むことは、今の時代に意識して取り戻したい健康習慣です。

顎関節は全身とのつながりを考える大切な場所です!
当院では、歯だけではなく顎関節も大切に考えています。
顎関節は、
 噛む
 話す
 飲み込む
 あくびをする
など、毎日何千回も使われています。また、食いしばりや歯ぎしり、噛み合わせの偏りなどによって、一部の歯や顎関節に負担が集中することがあります。
 歯が欠ける
 詰め物が外れる
 顎が疲れる
などのラブルにつながることもあります。当院では、顎関節の動きや噛み合わせ、口腔機能を総合的に確認しながら診療を行っています。

全身のバランスを考えた歯科医療
私たちが目指しているのは、歯を削って終わる歯科医療ではありません。
患者さんが一生、自分の歯で食事を楽しみ、笑顔で会話をし、健康な毎日を送れること。
そのために、歯、顎関節、口腔機能そして患者さんの生活全体まで考えながら診療しています。歯・顎関節・全身は、それぞれが支え合う「ひとつのチーム」です。

オーラルウェーブは、骨に振動与えて骨伝導で全身の歪みや不調を調整していきます。顎のバランスも整い、かみ合わせが安定するために歯がかけたり、割れたりが減るケースが多く景観しています。
歯からからだのチーム全体のバランスを整えて大切にすることが、歯を長持ちさせ、生活の質(QOL)や健康寿命につながると、私たちは考えています。歯を守ることは、人生を守ること。だからこそ当院は、これからも「歯から全身の健康を支える歯科医療」を大切にしていきます。