熱中症だけでなくお口の健康も守りましょう
2025.06.23
コラム

日ごとに暑さが増し、夏の訪れを感じる季節となりました。
湿度が高く、急な気温上昇により、熱中症のリスクも高まっています。
熱中症と歯の健康には、一見あまり関係がなさそうですが、実は関連があります。
体も歯🦷も健康に過ごしていただくために、ご参考になさってください。
🌞 暑い日が続くと、こんな影響が…!
【熱中症 ➡ 脱水 ➡ 唾液が減る!?】
唾液が少なくなると…
❌ 虫歯ができやすい
❌ 歯周病が進みやすい
❌ 口臭が強くなる
熱中症になると、体の水分が大量に失われます。
唾液も水分からできているので、体が脱水状態になると唾液が減り、口内が乾燥します。
唾液は、口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を防ぐ重要な役割があるため、唾液が少なくなると、虫歯・歯周病・口臭のリスクが上がるのです。
【スポーツドリンクの飲みすぎに注意】
熱中症予防と口腔環境のために水分補給を心がけていただきたいのですが、熱中症対策に飲まれるスポーツドリンクや経口補水液には糖分が多く含まれる場合があります。
頻繁に飲んで歯を磨かないと虫歯のリスクが高くなります。
とくに寝る前の摂取には注意が必要です。
スポーツドリンクや経口補水液飲んだ後はお水でうがい・歯磨きを忘れずに!

【高齢の方は特にご注意!】
熱中症で体が脱水すると、口の中も乾きやすくなります。
脱水による口腔内の乾燥(ドライマウス)は以下の原因になります。
✅ 話しにくい
✅ 飲みこみにくい
✅ 口臭が気になる
ドライマウスは食べづらさ、話しにくさ、味覚の異常、口臭などを引き起こします。
特に高齢に方は熱中症とドライマウスを併発しやすいので注意してください。
お口の健康も、夏の健康管理の一部です!
熱中症予防の水分補給は大切ですが、水やお茶も活用しましょう。
スポーツドリンクを飲んだ後は、軽く口をゆすぐか歯を磨くと虫歯予防になります。
夏場の口の乾燥や口臭が気になる場合は、歯科を受診しましょう。
熱中症予防と一緒に、歯のケアも忘れずに。
健康な口元で、夏を快適に過ごしましょう!
気になる症状がありましたら、オハナ・デンタルクリニック関内にお気軽にご相談ください。