歯周病は予防が大切!セルフケアや定期健診でお口の健康を守ろう!
2024.11.19
コラム
成人の約8割が歯周病。意外とよく知らない歯周病について。
歯周病とは、細菌の感染によって歯ぐきが赤く腫れたり、
歯槽骨(しそうこつ)という歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。
歯周病の症状
- 歯ぐきから血が出る
- 口臭がひどい
- 口の中がネバネバする
- 歯ぐきが腫れる
- 歯ぐきが下がる
- 歯がぐらぐらする
- 歯の隙間が広がり、物が詰まる
若い人でも歯周病になっている場合が多く、成人のおよそ8割がかかっているといわれています。
30代から徐々に増加が見られるため注意が必要です。
よく聞く「歯周ポケット」って?
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間に出来る溝のことです。溝が深くなっていくと炎症が起きやすくなります。
ポケットは各部位ごとに深さが違い出血や膿の出る状態も違います。
健康な歯ぐきの溝の深さは1~2mm程度です。
しかし、この溝にプラークがたまると、その細菌により炎症を起こして腫れていきます。
そして、溝が深くなり歯周病となります。
歯周病の進行と症状
歯肉炎(歯周ポケット3mm)
自覚症状として、歯ぐきに違和感を感じる。
細菌により炎症を起こし歯ぐきが赤く腫れあがるが、見た目だけではわからない場合もある。
軽度歯周病(歯周ポケット3mm〜5mm)
歯周ポケットに歯垢や歯石がたまる。
歯ぐきから血や膿が出て、歯槽骨(歯を支えている骨)が溶け始める。
中等度歯周病(歯周ポケット5〜7mm)
炎症が進行して歯周ポケットが深くなる。血や膿が出て口臭もひどくなる。歯がぐらぐらしてくる。
重度歯周炎(7mm以上)
歯槽骨がほとんどなくなり、歯がぐらぐらして抜けることもある。歯ぐきも赤や赤紫色になる。
歯周病の検査や治療の流れ
歯周病の検査には、プローブと呼ばれる専用の器具を使い、
歯周ポケットの深さや出血の度合い、歯の揺れ具合を調べます。
歯周病治療の流れ
- 歯周ポケットの測定を行い、レントゲンなどで検査を行います。
- 歯に付着した歯垢や歯石を取り除きます。
- 改善が見られない場合は、さらに深い部分の歯石を除去していきます。
改善するまで、2と3を繰り返します。
歯周病の基本治療を行っても深い歯周ポケットが残っていると歯ブラシが届かず再発する可能性があるので、その場合は外科的な治療を行うこともあります。
歯周病の治療はオハナデンタルクリニックへ
歯周病は、長い期間を経て進行しているため、治療も根気が必要です。
治療を途中で止めてしまって、再度ご来院いただく時には症状が悪化しているということが少なくありません。
歯医者での治療だけでなく、患者様による正しい歯磨きや生活習慣の改善などが重要です。
セルフケアや定期検診で歯周病を予防していきましょう。
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