感染症との向き合い方

2021.09.21

コラム

新型コロナウイルスは警戒中のまま、秋以降はかぜやインフルエンザも気になる季節ですね。
新型コロナウイルス感染症はまだ分からないこともあり、新しい変異株も発生し、不安な気持ちでいっぱいになってしまう方も多いかと思います。
そうした不安や恐怖に振り回されず、一人ひとりがよく考えて、正確な情報を集めて冷静に行動することが大切になります。

まずできることは、基本的な感染症対策を実践することです。
自分のためにも他の人のためにも具合の悪い時は無理をせずきちんと休んで、みんながお互いに支え合い、優しい社会を目指していきましょう。

感染症予防の原則
マスクの着用 ウイルスを他人にうつさない意味でも◎
手洗い 石けんで10秒もみ洗い、流水で15秒すすぐ
うがい こまめな水分補給も◎
3密を避ける 密閉・密集・密接を避ける
温度・湿度の管理 加湿器などを用いて

強い不安からくる行動制限は、感染を防ぐことができたとしても、他のマイナスの事態を招きかねません。
注意が必要なことと心配しなくてよいことを見極めて、メリハリをつける賢さが必要です。
新型コロナウイルスの流行が収束したとしても、ウイルスはこれからも存在します。
ウイルスを許容しながら、社会の機能を破綻させずに、必要な人が必要な時に、必要な医療を安心して受けられることが大切です。
一人ひとりの行動がそれを支えているのです。

全ての感染症予防・病気予防に通じますが、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、リラックスを心がけ、体が本来もっている力を落とさないことが重要です。
これまでの生活習慣を見直す機会ととらえて、ここで身につけた良い生活習慣を今後の生活にも活かしていきましょう。