お風呂の時間を健康づくりに

2020.12.25

コラム

コロナ禍で緊張やストレスを感じる毎日ですが、毎日のお風呂時間を皆さんはどのように過ごされていますか?
入浴は、血液のめぐりを促し、身体の調子を整える絶好のチャンスです。
この時間を上手に使って、身体の調子を整えましょう。

入浴する際は、湯に肩までつかるか、おへその上までつかるかで、体の要となる心臓への作用が異なります。
肩までつかる全身浴は短時間で体を活性しますが、高血圧・心臓に疾患のある方、高齢者には負担が大きくなるので、半身浴がおすすめです。
毎日の入浴では、38~40℃くらいのぬるいお湯で20分ほど半身浴をして、体に熱を巡らせ、仕上げに42℃ほどの熱いお湯で数分全身浴をするのがおすすめです。

冬の冷え対策としての入浴法としては、上記の入浴法に加えて、かけ湯で体を慣らす、体や髪を洗いながら休憩をとる、シャワーで湯冷めを予防する方法などがあります。
たくさん汗をかくほど長い時間お湯につかるのは体の負担になるので、汗ばむ程度を目安にしてくださいね。

入浴は体の汚れを落とすだけでなく、1日をリセットし明日への活力を養う時間でもあります。
エッセンシャルオイルや入浴剤を使ったり、音楽やラジオを聴く、照明の明るさを調整するなど心地よいと感じる工夫をして、お風呂時間を充実させてくださいね。